公開日 2025年07月11日
2025年6月27日および28日に開催された第49回有機電子移動化学討論会において、自然科学研究科創成理工学専攻自然環境システム科学コースの三宅葉月さん(博士後期課程2年生)が口頭発表を行い、「優秀講演賞」を受賞しました(指導教員:飯田拡基教授)。三宅さんらは、有機分子触媒であるフラビンを用いることで、様々な化合物のC-H結合を活性化する手法の開発を行なっています。上記の討論会では、開発した低環境負荷型の手法を用いることで、C-CおよびC-O結合形成反応が、還元剤や酸化剤などの犠牲試薬を用いることなく空気中の分子状酸素のみで進行することを報告しました。
本研究の一部は、国際目標であるSDGs(持続可能な開発目標)の実現を目指す取り組みとして、本学のSDGs研究プロジェクトからの支援を受けて実施されました。
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